奥多摩・鳩の巣から大岳山、檜原村・白倉、武蔵五日市への登山
登山したのは2011年10月28日、ルートは以下になります。
拡大版はこちら:http://tadao-factory.com/wp-content/uploads/2020/05/hatanosust-shirakura.pdf
JR青梅線「鳩ノ巣(はとのす)駅」→大楢峠→海沢(うなざわ)園地→海沢探勝路→大岳山→檜原村「白倉バス停」→JR五日市線「武蔵五日市駅」
駅前で大楢峠へのルートを示す案内板を探したのですが、見つかりませんでした。そこで再び駅にもどり、JR職員に聞くことに。すると、あっさり解決。「鳩の巣周辺散策まっぷ」なる地図までいただきました。駅から山に向かって左側の道から(右側からでも行けるそうです)川を超え、大楢峠を目指します。
民家を抜けて山に向かうと、突然、登山道がはじまります。最初は整備された砂利道ですが、次第にふつうの登山道に。しばらく歩くと「松ノ木尾根」という3つの道が交じわるポイントに着きます。
しばし休憩をとり、大楢峠へ。今夏の台風の影響なのでしょう。倒木のために迂回路になっている個所もあり、そこそこ険しい道のりでした。
大楢峠に着きました。今日の登山一番の目的、「大楢峠のコナラ」を撮影しながら、しばし休憩をとります。コナラに関しては、巨樹カテゴリで詳しく紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
分かれ道は左の御岳山方面ではなく、右の海沢園地へのルートをとります。大楢峠から梅沢園地までは下りルートで、車も通れるほど整備されています。
梅沢園地の名所、「三ツ釜の滝」「ネジレノ滝」へはすぐの距離ですが、「大滝」までは距離が伸びるだけでなく、道も険しくなります。
ここから先が難路といわれる「海沢探勝路」です。気合を入れつつも下山のことを考え、ゆっくりとしたペースでの登山を心がけました。
でも、やっぱりキツい(苦笑)。途中、3カ所ほどある大岳山までのキョリを示す案内板が、疲れを癒してくれます。
休憩を入れながら、なんとか大岳山頂に着きました。はっきりとではありませんが、富士山が見えます。
お弁当を食べ、足をしっかりと休めてから再出発。ここから大岳山荘までは岩肌が露出した急なくだりが続くため、滑落・転落に要注意です。
大巌神社を経て休業中の山荘へ。休業中だからなのでしょうか、山荘を抜けての檜原村方面ルートが地図には載っているのですが、どうしても見つかりません。仕方なく同じ方面の「馬頭刈尾根(まずかりおね)」ルートへ向かいます。
しばらく歩くと白倉という案内板が。ホっとしました。
あとはなだらかな下りが続くだけですので、時折休憩を入れながら、ゆっくりと下山しました。
17時5分発のバスに乗る予定でしたが、バス停に着くと同時にバスの姿が見えたため、あわてて飛び乗りました。そのためバス停の写真が微妙に……。実際には1本前のバスでしたが。
朝9時から歩き出して、夕方16時半までの道のりでした。休憩は合計して2時間以上はとったかと。下山時、膝脇筋肉が披露のため、かなり痛くなっていました。
最後に私の体力を紹介しますので、登山の参考にしてもらえれば幸いです。
――体力データ
年齢:38歳(男性)
過去のスポーツ歴:高校時代ラグビー部、大学時代は、サーフィン、インラインスケート。その後、しばらくブランクあり。
現在の体力レベル:月2~3回ほどのフットサル、週一回程度のスイミング。183㎝75㎏。
――おまけ
山中で、こんな生き物(化け物?)に会いました。
では、安全で楽しい登山を!