奥多摩登山屈指の急登、富田新道・野陣尾根で雲取山を目指す日原ルート


今回、僕が通ったルートです。登山日は2012年8月22〜23日。




東日原バス停→雲取山荘(往路)
拡大版はこちら→http://tadao-factory.com/images/nippara-kumotori.jpg


■往路
JR青梅線奥多摩駅→東日原バス停→日原林道→八丁橋→大ダワ林道分岐点→唐松谷林道(富田新道)分岐点→小雲取山の三叉路→雲取山避難小屋→雲取山山頂→雲取山山荘




雲取山荘→鴨沢バス停(復路)
拡大版はこちら→http://tadao-factory.com/images/kumotori-kamosawa.jpg


■復路
雲取山山荘→大ダワ林道入り口→イチイの巨樹(Uターン)→大ダワ林道入り口→雲取山山荘→小雲取山(富田新道との分岐)→奥多摩小屋→ヘリポート→七ツ石山→堂所→鴨沢バス停


山登りを始めた頃からいつかは登りたいと思っていた雲取山。東京一の標高2017mを誇り、日本百名山にも選ばれています。2012年の夏、ついに登ってきました。感想は……とにかくキツかった(苦笑)。理由は無駄な体力を使ってしまったから。


登山マップには当たり前のように載っている雲取山への日原ルートですが、実はかなりマイナーなルートのようです(登山後に知りました(苦笑))。特に、今回の僕のように自家用車ではなく、電車、バスを利用しての日原ルート登山を予定している方にはかなりハード、参考になれば幸いです。


さて、なぜ一般的な雲取山登山ルートである、奥多摩湖畔のバス停・鴨沢からの道を選ばなかったのか? 理由は、僕の登山の目的は巨樹撮影がメインであり、日原には特に巨樹が多いからです。


登山の際に見た巨樹の詳細はこちら。
http://tadao-factory.com/2012/08/22/%E9%9B%B2%E5%8F%96%E5%B1%B1%E4%BB%98%E8%BF%91%E3%81%AE%E5%B7%A8%E6%A8%B9/


では、往路からを紹介していきます。




奥多摩駅始発バスに乗り東日原バス停へ(6:02)


奥多摩駅6:02分発という始発バスを目指し、JR青梅線の終点・奥多摩駅に。この先はしばらくトイレがないだろう、と駅にあるトイレで用を済ませ(大切です)バスに乗りました。平日の終点・東日原バス停で下車。今回の登山は、ここが正確なスタート地点です。




中日原バス停(6:35)


以前訪れたこともある、巨樹の情報が詰まった森林館を通過し、鍾乳洞方面に向かい舗装路を歩きます。しばらく歩くと、舗装路の両サイドの崖に、水垂れのトチ、水垂れのモミと2つの巨樹が立っています。




右の斜面にトチが、左の崖にモミがあります(6:45)



水垂れのトチノキ



水垂れのモミノキ





日原林道。次第に砂利道に変わっていく。


バスの終点・鍾乳洞バス停および橋を通過し、日原鍾乳洞側ではない、左のルートを進みます。右の崖下に流れる日原川のせせらぎを聞きながら、なだらかな林道を進みます。途中、テンでしょうか? 突然、目の前に現れてびっくり! その後、テンは慌てて山の中に逃げていきました。しかし僕のことが気になるようで、何度もこちらを振り向くそのさまが、とてもかわいらしかったです。




画面の真ん中に小さくテンが写っています


日原川とガニ沢の合流地点の川沿いに立つ「ガニ沢のカツラ」で、撮影がてら休憩をとりました。





ガニ沢のカツラ(7:44着 8:10発)




八丁橋

天祖山への分岐点


八丁橋を超え、しばらくは単調な林道が続きます。途中、天祖山への入山口がありました。僕が訪れたときはちょうど林道を工事していたので、関係者のクルマやら人で賑わっていました。林道はずっとこんな感じで、単調な風景が続きます。





途中、「名栗沢のトチノキ」「鍛冶小屋窪(カジゴヤクボ)のトチノキ」を撮影する予定でしたが、樹が見つからず。次回のお楽しみとなりました(苦笑)。その代わりといってはなんですが、巨樹が多くある「能宿の森」という案内板を見つけました。




能宿の森


かなり急な下り斜面でしたが、寄り道すると小さな沢沿いに立派なカツラがありました。日原の沢沿いには、本当に多くのカツラを見ることができます。また、かなり枯れが進んでいが巨樹の姿もありました。





能宿の森のカツラ




枯れが進んでいる巨樹(種類は不明)


日原林道に戻り、再び雲取山方面を目指します。大ダワ林道、富田新道方面の分岐点に出ます。大ダワ林道方面は通行禁止となっていますが、崩落個所は林道の真ん中あたり。ということで、長沢谷まで進み、「長沢谷(ながさわだに)のカツラ」「長沢谷(ながさわだに)のミズナラ」を見に行きました。


この辺りでは、道を行ったり来たりしているので、登山に要した時間が不正確です。一応参考までに、ガニ沢のカツラから真っ直ぐ大ダワ林道の分岐点に来た時点では(9:20)でした。


沢に着き、林道への道を探していると、以前使われていたであろう丸太橋が外されていました。




長沢谷


しかし、カツラはその沢を渡りわずか50mほど。ミズナラもその先の急斜面すぐの所にあるため、川を渡り2本の巨樹を目指します。





長沢谷のカツラ






長沢谷のミズナラ


ミズナラは数年前の台風で、3本中1本の大枝が折れたとのこと。その折れた枝が木のそばにドンと横たわっているのですが、かなりの太さでビックリ。しかし、樹は元気そうでした。


さて、ここから先は危険な道のりということで、再び日原林道にUターンし、富田新道方面に向かいます。




日原林道、大ダワ林道、富田新道の分岐点(11:47)


雲取山登山のみが目的であれば、この辺りで無駄な体力を使わない方がいいでしょう(僕は無駄に体力を使ってしまい、その後がめっちゃキツかったですから(苦笑))。


さて、分岐からしばらくはなだらかな道のりが続きます。めちゃめちゃ揺れる吊り橋を渡ると、唐松谷林道と富田新道・野陣尾根の分岐点に出ます。




富田新道方面への分岐点(12:00)


下を流れる沢には釣り人の姿がありました。


後から聞いた話ですが、富田新道も唐松谷林道も近年は道が荒れているため、登る人がさらに減っているとのこと。


さて、ここからが本格的な登山、とルートを探すと……。それらしきルートが見当たりません。でも、分岐の案内はたしかにある。「しかたない」とうっすらと残る踏み跡を探し、コンパスを頼りに上を目指しました(実際にはルートがあるそうで、しばらくすると唐松林道との分岐案内板が出てきます)。




野陣尾根のスタート地点


しばらく経つと尾根を登っている感はあるのですが、標識や目印となるテープ類は一切なく、踏み跡も微妙なため、次第に不安になりました。でも、コンパスは合っているのでそれを頼りに……。


落ち葉で滑り落ちる危険があるほどのキツい急斜面を、スティックは使わず四肢を頼りに、ときには這うように登りました。僕が登ったのは真夏だったため、このキツいルートに、暑さ、事前での体力消費も加わり、筋力よりも心肺系での疲労が大きかったです。専門店で売っている、酸素マスクがあるとよかったかもしれませんね。なので、美しいと評判のブナ林を楽しむ余裕はあまりありませんでした(苦笑)。


登っては休憩し、また登っては休憩を繰り返します。どれほど歩いたのでしょう。目印となる紐を見つけたときは、ホッとすると共にその紐に書かれた「20番」という追番と、減っていく間隔の長さに、先はまだまだだとからだがさらに重くなったことを思い出します(苦笑)。


ハードな登山だったため、カメラはリュックにしまい、この辺りでの撮影はほとんどありません。




スズタケが生い茂るカラマツ林道


しばらくすると景色が変わり、見事な笹原(正確にはスズタケ)とカラマツ林にある、心地良い登山道に出ます。







石尾根縦走路との合流点(15:33)


雲取山へ向かう分岐(石尾根縦走路との合流地点)に出ました。右手には山頂そばにある避難小屋が見えていますが、ここまでの疲労のためか、かなり遠くに感じました(実際、結構な距離があり、最後の登坂はキツい)。一方、尾根の南西側はかなりの展望です。




雲取山の山頂らしき所


ところで、小雲取山の正確な地点はどこなのでしょうね。積石が多くある辺りなのでしょうか。よく、分かりませんでした。地図を見ても三角点もないようです。





(16:00)


避難小屋につきました。遅い時刻ということもあり、既に2,3名の先客がいました。一人の方は裸足で気持ち良さそうに山頂付近からの眺めを見ながら、ビールのようなものを飲んでいました(俺も早く飲みたい!)。しばし休憩した後、山頂を経由して山荘に向かいました。





雲取山山頂


かなりの汗をかいたためか、山荘ではビールと角杯合計4本をからだに注入。失われた水分とパワーを補給しました(笑)。






雲取山荘(17:00)


以上、ここまでが往路です。時間的には予定通りの到着でしたが、富田新道に向かう急坂でかなり体力をロスしたのが、想定外でした。なので、翌日はからだに優しいルートに変更しました(笑)。


*******ここからは復路*******







雲取山荘からの日の出(5:00)


朝4時半頃に起きて、5時頃の日の出を見ました。その後、食事を済ませ5時半には山荘を出発。北側埼玉方面の尾根(芋ノ木ドッケ方面)を下り(行きは女坂)、大ダワ林道にある巨樹「雲取山大ダワのアララギ(イチイ)」を目指します。






(6:06)


山荘のそばには、テントを張っている登山者の姿がありました。大ダワ林道には入れないようロープが張ってありますが、目指す巨樹はここから100mほどなので、先に進みます。登山ルートを塞ぐように、標高1800mという高所に立つ、巨樹の姿がありました。






雲取山大ダワのアララギ(イチイ)


Uターン路の男坂には廃墟がありました。山荘は1999年に建て替えたと聞きますから、以前の山荘でしょうか? 見晴らしのよい場所で、埼玉方面の景色が抜群でした。







山荘で預かってもらっていたリュックを背負い(6:42)、帰りは雲取山を目指す多くの人が通るルート、鴨沢バス停を目指しました。





山荘から巻き道を通って、きのう通った富田新道との分岐に。巻き道はけっこう荒れていて、途中、崩落箇所も。スティックを使わず、慎重に通過します。





雲取山山頂より標高は100mほど低いですが、ここから西側の眺めも抜群。富士山と黄色い花(マルバダケブキ)のコラボに、しばし癒されます。





こんなお遊び写真を撮る余裕も、一晩グッスリ寝たおかげで出てきました(笑)。下りのルートは時折急な箇所があると思うと、なだらかな道が続くなど、その連続でした。







奥多摩小屋(8:45)


もう一つの山小屋、奥多摩小屋へ到着しました。麓に向かって右側は、ずっと見晴らしのよい景色が続いています。花畑もありました。ヘリポートを通過します。







体力が回復していたので、七ツ石山に立ち寄りました。短いルートとはいえかなりの急坂で、やっぱりキツかったです(笑)。しかし噂通りの見晴らしでした。







七ツ石山山頂(9:21)


こちらのルートはメジャーなため、きのうと違い多くの登山者とすれ違います。途中、大きな岩が置いてありましたが、名前や由来は分かりませんでした。





七ツ石小屋を通過すると、あとはこんな感じの登山道をひたすら下るだけ。小屋近くには湧き水ポイントがいくつかありました。








舗装路への入出口はこんな感じ。使い終わった杖が置かれていました。






鴨沢バス停(11:50)


往路は朝6時30分から歩き始めて、山荘に着いたのが17:00頃。もちろん休憩や撮影時間がかなり含まれていますが、およそ10.5時間の道のりでした。スティックをWで使用したにも関わらず、山荘に着く頃には僕の弱点である、膝脇の筋が痛くなっていました。


一方復路は、膝脇痛もあったので、朝5時半から歩き始めてお昼の12時頃までと短めのルートに変更。約6.5時間の道のりでした。やはり、6時間程度の登山が気持ちいいですね。


最後に私の体力データとおまけを紹介します。


――体力データ
年齢:39歳(男性)
スポーツ歴:高校時代ラグビー部、大学時代は、サーフィン、インラインスケート。その後、しばらくブランクあり(苦笑)。
現在の体力レベル:週1〜2回程度のスイミング&フットサル(サッカー)。183センチ75キロ。


――おまけ



鹿の角、もしくはクマの爪痕です。


それでは、安全で楽しい登山を♪

「玉垣(たまがき)」という言葉の、意味、使い方って?

玉垣(たまがき)コトバンク


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コトバンクの説明を読むと、あくまで神社の周りに設けられた石垣などの垣との内容です。


つまり、お寺のそれは玉垣ではないのか?


だれかご存知の方がいましたら、教えてください。


でも実際は、お寺のそれも玉垣と表現していますよね……。実は、間違っているということでしょうか?


では例文を。


明治神宮玉垣は、海外からの旅行客にとって“日本らしい”建築美を誇っているように感じるそうだ」




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「承継」と「継承」の違い、使い分け方法って?

継承(けいしょう)


承継(しょうけい)


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先代から何かを受け継ぐという意味では、大差がないように感じます。


個人的な感覚としては、かたいサバサバとした文章を書く際に「承継」を使用するかと。


例文で説明しましょう。


「現在の社長を務めるA氏は、5年前に先代であり創業者でもあるお父様から、事業を継承した」


このように書くと、親子2人の意志がとれていて、かつ、現社長の意志で跡を継いだという感覚です。


一方、


「現社長のA氏は5年前に、先代かつ創業者である父から事業承継した」


こちらだと、味も素っ気もない代替わりという印象です。


……あくまで、個人的感覚ですが。


ヤフー知恵袋でも解説がのっていたので、紹介します。


ヤフー知恵袋


感覚としては、同じようですね。




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「鄭重(ていじゅう)」という言葉の、意味、使い方って?

鄭重(ていじゅう)コトバンク


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上記コトバンクでは、「手厚く遇すること。丁重(ていちょう)。」と書いてあります。ちなみに、私が利用しているグーグルの日本語変換では、この単語は出てきませんでした。


――手厚く丁寧に遇すること。ちなみに遇するとは、


遇する(ぐうする)コトバンク


つまり、丁重に遇するという意味かと。


では例文を。


「私は取引先企業からのヘッドハンティングを、鄭重にお断りした」




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「青文字系」という言葉の、意味、使い方って?

青文字系Wikipedia


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まったく、知らない言葉でした(苦笑)。いやいや、年齢がバレますね……。


しかも由来を調べると、『JJ』『CanCam』『ViVi』『Ray』系の雑誌を赤文字系と呼ぶそうで(表紙タイトルが赤色だから)


赤文字系Wikipedia


そこから生まれた言葉ということ。


大ブレイク中の、きゃりーぱみゅぱみゅなどが登場するメディアということになります。





では、例文を。


「青文字系雑誌で活躍するモデルは、いわゆるプロモデルではなく、読者モデルが多い。そんな読者モデルに憧れて買い物をする、女子中学生で原宿竹下通りはいつも賑わっている」




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「存じております」という言葉の、意味、使い方って?

存(ぞん)じております(実用日本語表現辞典)


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ていねいな言葉として頻繁に耳にしますが、自分から使うことはあまりないかと。


なので、改めてその意味を確認しました。


では、例文を。


社員:「社長、そのお歳でトライアンスロンに出場するとは、いくらなんでも無茶すぎます」


社長:「バカモン! 私は若いころ、バイク、スイミング、マラソンそれぞれで、東京を代表するほどのレベルにあったんだ! なにを言うか!!」


社員:「そのような輝かしいキャリアはもちろん存じておりますが、もう70歳を超えたのですから……」



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「ハレの日」、「ハレ」「ケ」という言葉の、意味、使い方って?

お祝いマナー知恵宝庫


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ハレは「晴」を語源とし、非日常的な日を意味します。たとえば、結婚式とか。


一方


ケは「褻」を語源とし、ハレに対し日常的な日を表します。


褻(け)コトバンク



つまり、陰と陽ということです。


では例文を。


「葬式がハレなのか、それともケなのかについては、はっきりとした結論は出ていない」




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