知っているようで知らない言葉の使い方〜「しいて」と「ひいて」
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例えばこんな例文があります。
「私がその一歩を踏み出すことにより、○いては、私の後に続く5万もの民がその後の道を辿るであろうと」
何だか大げさな例文になってしまいましたが(笑)、文章を書いていて「あれっ? この場合は『ひいて』を使うのかな? それとも『しいて』??」という壁に当たったことがある人がいるかと思います。私もそうでした。
おそらくこのことは、は行の「ひ」をさ行の「し」と発音する江戸っ子ならではの問題だと思います。ですので、関西の人にはこのような疑問は浮かばないのではないでしょうか。
解答はグーにコメントされている通りです。確認の為に一応広辞苑をひいてみました。
ひいて(延いて):それからひきつづいて。それが原因になって。それをおしすすめて。
しいて(強いて):むりをおして。あえてさからって。
ただ、今スペースキーで「ひいて」の変換をしようと思ったら「延いて」という感じは表記されませんでした。ちなみに私の辞書はマイクロソフトのIMEです。ATOKだったらばきちんと変換されるのでしょうかね(笑)。
ということで、江戸っ子のみなさん、この2つの言葉の使い分けを注意してくださいね!
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