フリーライター『日日maika’i』

フリーライター杉山 忠義が書くブログです。

「蛙の子は蛙」ということわざは、実はあまりいい表現ではない?

ことわざデータバンク


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ある原稿を書いていたときの話です。優秀な経営者のご子息も優秀な方だったので、この言葉を使おうとしました。念のためその意味を確認すると……なんと、あまりいい表現ではなありませんでした。


つまり、カースト制度的な意味も含まれているということです。


手元にあった「ことわざ・名言辞典(創元社発行)」でも調べて見ると、

蛙の子はやはり蛙で、それ以上のものにはならない、というので、つまらない人間の子はやはりつまらない人間にしかならない、という意。

英語訳:Lile father, like son.


蛙はあくまで慣用句だということです。