フリーライター『日日maika’i』

フリーライター杉山 忠義が書くブログです。

《ライター》宣言してから、2ヶ月。
契約している仕事(案件)はわずか1つ。その仕事も、純粋なライティングと胸をはって言えるような仕事では正直言ってない。仕事に善し悪しもないし、駆け出しのライターなので当然と言えば当然なのだが・・・。
どうにかなる♪
思った事を言葉に出して、そして《書く》という行為をする事によって、自分の思いは具体化する。成功者がみな口にしている事だ。《実現》と表現した方がわかり易いだろう。
かなう♪はずである。いやかなう♪
少し大げさな表現かもしれないが、僕は今までの人生。こうして様々な《夢》を実現させてきた。《夢》って大げさなものでもないのかもしれないけれど。
あーだこーだ言える身分ではないからまずは書く事、その行為が大事だと考えている。なので、対象が何であれ、在宅、SOHOで可能なライティングには大抵応募している。結果、ことごとく駄目である。ネックは取材経験の無さ。WEBライティングやブロガーならさほど必要ではないのかもしれないが、エディターよりのライティングでは取材経験は《必須》である。ネット上で仕事を探していてもこの取材経験《必須》の案件が圧倒的に多い。やはりどこかで下済みを積まないと厳しいのかな・・・そんな気になってきます。近頃。もうひとつ頭をよぎるのが、自分で取材して自分で書いて、それを売り込むというパターン。自分でテーマを決めて取材に行き、それを文章化する。僕はこの行為を自分で主体的に行っていくべきなのかもしれない。簡単に言うと書く練習である。その取材結果をブログにアップする。この事だけでもかなりスキルアップするはずだ。まずはこれかな。テーマは何にしよう?やはり、良い文章をかくためにはもっともっといろんな人の書いた文章に触れる事が大事だ。新聞でもいい。WEBコンテンツでもいい。もちろん文学作品だって構わない。そして何かしらテーマを掲げて文章を書いてみる事が今の僕には必要であると思った。僕の書いている文章は、まだ日記だ。10個に1つでもいいから文章を書いてみたい。
こんな文章を書いているうちにある一冊を思い出した。紹介しておきます。

彼らの流儀 (新潮文庫)

彼らの流儀 (新潮文庫)

この本は33からなる物語で構成されている。その中の《ラルフローレンの靴下》という物語には、ライター志望の青年が登場し、三宿あたりで沢木耕太郎と偶然出会い、その胸の内を確かスパゲティーでも食べながら相談する。そんな青年への沢木耕太郎からのアドバイスが「テーマを決めて書け」という事であった。今の僕も言われそうです。もう青年って歳ではないけれど。この他にも、元板前のペットショップ経営者の思いを書いた物語。世田谷から高尾まで出張理髪に出向く理髪店主とお客のお婆さんとのやりとりを書いた物語。など、ひとつひとつの物語は短いがその中に《ぎゅっ》と人生にとって大事なモノ(上手く表現できないので読んでみる事をお薦めします)がつまっています♪興味ある方は是非♪

♪See You♪

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