またまた別の本屋〜2〜
きのうの続き――。
今日も朝から国立(くにたち)にある大型書店に行き、冒険家(本人はそうは思っていないそう)である石川直樹さんが書いた、熱気球による太平洋横断についての著書にどっぷりとはまっていた。
ふぅ・・・読み終えた感想はこんな感じ。
最初のページで、彼の熱気球の師匠である神田さんという方に“捧ぐ”という文章が出てくるので結末は分かっていたのだが、熱気球による太平洋横断の冒険に関する記述だけではなく、石川さんが考える『冒険』という概念や、彼なりのアイデンティティがかなり本のなかにちりばめられているので、ただの冒険記とは一線を課す一冊だ。
僕は彼のことをかなり以前から知っているのだが、ほんとうに多彩な人物という印象で、ライティングを本業している僕が読んでも、ほんとうにうっとりするような文章力が彼の本の中にはある。
もちろん、リアルな経験をしているからこそ書ける内容ではあろうが、その先にある執筆に関する才能(努力)は間違いなくある。
ルポルタージュと言えばルポルタージュであり、沢木耕太郎に近いといえば、近いのかなぁ・・・。
とにかく読者をぐっとひきつける魅力が、彼には冒険という行動以外もある。
読んでみてください。
間違いない一冊です。
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UT
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