フリーライター『日日maika’i』

フリーライター杉山 忠義が書くブログです。

徹底抗戦を読んで〜ホリエモン問題?

徹底抗戦

徹底抗戦

   *******

GWということで、以前に購入しておいた掲題の本を読みました。


まずは読んだ感想から。


これから最終決戦(最高裁)を迎える堀江氏には失礼ですが、読み物としては魅力が無いというのが素直な感想です。僕は彼が以前に書いた経済本(どんなタイトルかは忘れました)を読んだこともありますが、そちらの内容の方が、伝えたいべきことがはっきりとしていておもしろかったです。


では、この本の内容はというと、現在の堀江氏の心境と、そして彼が司法に抱く感想を淡々と述べ、また、彼の周りの人たちのことをメディアが流す情報ではなく、彼の言葉として紹介しているだけなので、どうも「だらだら」としている感じを受けました。


ただ、その中にも納得できることや、知らなかった事実がいくつかありました。

  • 権力を持ちすぎている現在の検察の仕組みは変えた方がいい。
  • ライブドアを今回の事件で事実上崩壊させて、誰か特をしたのか?(彼の逮捕には意味があったのか?)
  • 結局は権力者が得をするストラクチャーが日本の根底にあり、それに歯向かえば……(これは僕が本から読み取りました)。
  • ライブドアという会社は配当金がゼロであったこと。

さて、最高裁の判断はどうなるのでしょうか? この本から推測するには、殺人事件でもないので淡々と刑が下される可能性が強そうです(実刑)。


この本を読んだ最終的な感想は


〈検察の役目って……〉


です。仮に彼が無罪になったときに、この事件をつくりあげた(どう表現していいか)検察側は誰かに裁かれるのでしょうか? そして、その裁きにお金の面でも、刑事的にも制裁を受ける制度ってあるのでしょうか??
時間がある時にでも、この「検察」という仕組み・制度について、学習をしてみたいと思います。



   ****


読むと自然と笑顔がこぼれる『グッドニュースサイト』――好評です。
ビジネスブログランキング参加中←押して頂けると嬉しいです♪
ブログランキング・にほんブログ村へ
UT

Creative Commons License
日日maika’i by 【すぎ】 is licensed under a Creative Commons 表示-継承 2.1 日本 License.
Based on a work at tadao-factory.com.