徹底抗戦を読んで〜ホリエモン問題?
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/03/05
- メディア: 単行本
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GWということで、以前に購入しておいた掲題の本を読みました。
まずは読んだ感想から。
これから最終決戦(最高裁)を迎える堀江氏には失礼ですが、読み物としては魅力が無いというのが素直な感想です。僕は彼が以前に書いた経済本(どんなタイトルかは忘れました)を読んだこともありますが、そちらの内容の方が、伝えたいべきことがはっきりとしていておもしろかったです。
では、この本の内容はというと、現在の堀江氏の心境と、そして彼が司法に抱く感想を淡々と述べ、また、彼の周りの人たちのことをメディアが流す情報ではなく、彼の言葉として紹介しているだけなので、どうも「だらだら」としている感じを受けました。
ただ、その中にも納得できることや、知らなかった事実がいくつかありました。
- 権力を持ちすぎている現在の検察の仕組みは変えた方がいい。
- ライブドアを今回の事件で事実上崩壊させて、誰か特をしたのか?(彼の逮捕には意味があったのか?)
- 結局は権力者が得をするストラクチャーが日本の根底にあり、それに歯向かえば……(これは僕が本から読み取りました)。
- ライブドアという会社は配当金がゼロであったこと。
さて、最高裁の判断はどうなるのでしょうか? この本から推測するには、殺人事件でもないので淡々と刑が下される可能性が強そうです(実刑)。
この本を読んだ最終的な感想は
〈検察の役目って……〉
です。仮に彼が無罪になったときに、この事件をつくりあげた(どう表現していいか)検察側は誰かに裁かれるのでしょうか? そして、その裁きにお金の面でも、刑事的にも制裁を受ける制度ってあるのでしょうか??
時間がある時にでも、この「検察」という仕組み・制度について、学習をしてみたいと思います。
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