ファブレス企業とは - フリーライター『日日maika’i』

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『こだわり物語』をはじめとする企業さんの取材仕事を通して、「ファブレス企業」が多いことに気付きました。

理由は現在の不況なのか、それとも得意分野への注力なのかは分かりませんが、どんな仕事でも作業を効率よく分けるとは必要なこと。

有事の際の被害も少ないでしょうし、いいことだと思います。

ただ、実際にモノをつくっている企業で働いている職人さんや工員さんの思いはどうなんでしょうか？

僕は以前家具職人をしていた時期がありましたが、作った家具は僕の作品ではなく、デザイナーさんの作品として世に認知されます。いい作品ができあがった達成感を感じる一方で、なんだかもやったとした気持ちを持っていたことを思い出します。

日本を代表する建築家安藤忠雄氏は、そんな職人さんの気持ちを汲み取り、どこぞの建築物が完成した時に、その製作に携わった人皆の名前をどこかに刻んだという話を聞いたことがあります。

誰が偉いとかという話ではなく、皆がハッピーに気持ちよく働けるのが一番ですよね。

なので、僕も自分の書いた文章にクレジット（個人情報）が掲載されると、とても嬉しいです。

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