「風評被害(ふうひょうひがい)」とは、その意味、使い方? 言葉の怖さ。正しい使い方。
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言葉は人に勇気や元気を与えますが、反面、使い方によっては、暴力になったり、誤解を招きます。
「言葉は怖い」
文章を書くことを仕事にしている人、あるいは毎日多くの文章を書く人は、このことをよく知っていると思います。
役人の方たちの発表を見る度に思うのですが、例えば、
「福島原発近くの農場で採れた野菜から、機関が定めた基準値の○○○倍の放射能を浴びていることが、わかりました。また〜。ですが、この野菜を食べたからといって、今すぐからだに害を及ぼすことはありません」
このような発表の仕方ではなく、私たち国民が一番知りたい「野菜が安全なのかどうか?」を、真っ先に言うべきでしょう。このことは、多くの見識者もツイッターなどで発言しています。
なので正しくは、
「まずはじめに、福島原発付近の野菜を食べても、今すぐからだに害を及ぼすことはありません。ただ、機関が定めた基準値の○○○倍の放射能を浴びていることが、わかりました。では、詳細について〜」
だと思うのです。
僕は批判をすることは好きではありませんし、きのう『スマスマ』の中で中居くんも言っていました。「今は、批判しないで、応援しようよ」と。
心の中では応援していても、言葉の使い方次第では、応援にとられない場合もあります。
「誰に何を伝えたいのか?」
ツイッターであれ、ブログであれ、テレビの発表であれ。せめて一度でいいから、自分の文章(言葉)を読み直してから、発してもらいたいと思います。
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