メニューのない料理屋
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月曜の夜。飯島夏樹原作、《天国で君に逢えたら》の試写会に行った。このチケットはよく記事を書かせていただいているプレスブログさんから頂いたモノだ。
ありがとうプレスブログさん。またちょうだいね【笑】
場所は霞ヶ関、イイノホール。
映画の後一緒に行った友達と飯を食べた。霞ヶ関は何もないので有楽町まで移動。ガード下の《炉端屋》なる料理屋に入る。入ってから気付いたのだが、この料理屋。ノーメニュー・・・。。値段がどこにも書いていない。
やば、おいら、今貧乏です。
ドリンクのメニューもない。ニコニコしながら注文をとりにきた青年にきくと「ビール、ニホンシュ、ワイン、ウメシュ」イントネーションが微妙。褐色の肌をした青年。留学生であろう。僕は勝手にミャンマー人と決め付けた。ミャンマー人の青年はにこにこで愛想があり好感触。他のジャパニーズの店員は・・・。
やば、変な店入ったかなー。ちょっと心配な2人。
料理を頼もうとミャンマー人ではない店員にたずねると、
「どうぞみてください」との返答。
そう、メニューは無いが、カウンターの上には大きく素敵な焼き物の器が置いてある。その器にたくさんのお惣菜が盛ってあるのだ。
- エビチリ
- 汁物
- サラダ
- 手羽先
何だかわからない料理もあるが、どれもみな食欲をそそる。適当に注文して席にもどる。ビールで乾杯。これまた焼き物のビールの器。泡がうまい!最初にたこのマリネ運ばれてきた。量が多い。食べてみる。
うま〜♪
カウンターの向こう側に”でん”と座っているおばちゃんの愛想とは対照的にめちゃうまである。その後はタイミングを見計らって注文した惣菜が運ばれてくる。そのあたりのサービスも素敵。
- アスパラサーモン巻き
- 里芋と山芋の豆乳和え
- 煮玉子とかく煮
かく煮は六角の香りがして美味だった。横のカップルをみると赤ワインをボトルで飲んでいる。炉端屋というネーミングらしく店の内装は昔の日本の民家そのままだ。器もすべて焼き物。そこに赤ワインのボトル。
マッチしている。かっこいい♪
僕は日本酒を頼む。ミャンマーの青年が
「ジュンマイ、ギンジョウ」などと説明してくれる。よく覚えたものだ。感心。純米を注文すると、これまた素敵な焼き物の大徳利。ざるを持ってきてくれる。そのざるにはたくさんのお猪口。自分でセレクトできるのだ。
う〜ん♪おしゃれ♪
素敵な器に素敵な徳利とお猪口。想像どおり日本酒は激うまでした。
しばらくは友人と余韻にひたる。
いや、ちょっと待てよ。お金。
前に座った二人組みの女性が丁度お会計だった。ビールを一杯づつ。つまみはさらだ3品。
7500円。
やばい。やっぱり高い。
俺「一万しか持っていないけどいくら持ってる?カード使えないよなー多分」
友人「使えないでしょう。ATMいってくる」
もう少し飲みたい気分だったけれどセーブしてお会計。
さてハウマッチ?
13000円
伝票を詳しくは見なかったが。たこのマリネが1300円って書いてあった・・・。
まあ、美味しかったからいいか。値段の高さとミャンマー人以外の店員さんの愛想のなさが気になった店でした。そういえば横で飲んでいた外人軍団は写真撮ってたな。《This is 日本》なのだろう。
味は保障する。有楽町付近の方行ってみたら。ミャンマーの青年が笑顔で迎えてくれる。
♪See You♪