思い出のパーカー

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日に日に寒くなってきた。街中ではニット帽をかぶった人達も多く見られるようになった。冬はもうすぐそこである。随分昔の事になるが、友人の父親が所有している別荘に１０人程の友達と遊びに行った事がある。場所は軽井沢。夏ならば最高に避暑地であるが、僕等が行ったのは真冬。
何しに行ったのであろう？
特に意味はなかった。料理が得意な友人はその腕をふるい、ギターが得意な仲間は場を盛り上げる。車を所有している者（僕）は車を提供し、何も出来ない者はただ楽しむ。そしてみんなで満点の星空から降り注ぐ流れ星を眺めるのだ。そういえば、温泉に入ったり軽井沢駅前にあるモールでも買い物もした。
別荘からの帰り道、僕らはそのモールに寄り買い物を楽しんだ。僕が購入したのは「コロンビア」のハーフパーカー（ハーフコート？）独特の草色でゴアテックス素材。丈はおしりが被るくらいの長さ、「ＳＴＯＲＭＹ」の別注アイテムだけあって、スノーボードを楽しむユーザーの為にポッケが割と大目に防水対策悪でついている。値段は４万→２万。あれから５年以上経つが、この草色のパーカーは僕のアウトドアライフにかかせない一着となっている。そして驚く事に全く“へたれて”いない。

いい“モノ”を長く使う。

「コロンビア」のアイテムにぴったりくる大好きな言葉である。

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