フリーライター『日日maika’i』

フリーライター杉山 忠義が書くブログです。

言葉の持つ力を再認識した夜[日記・エッセイ]

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 昨日は四谷で仕事の打ち合わせが終わった後、結婚式で一緒のテーブルとなり、それから友達となったIと食事の約束をしていた。待ち合わせ場所である恵比寿に向かうと、僕は普段から利用している待ち合わせ場所である恵比寿さまの前でIに電話をかけた。
「うぃーい♪着いたよ。恵比寿さまの前ね」
そういって電話を切ると先程までの打ち合わせの間、椅子にずっと座っていたせいで凝り固まった首、腰、脚のストレッチを“にこにこ”微笑む恵比寿さまの前ではじめた。
 Iは友達のaを連れて登場。このaもテーブルが一緒だった子で、結婚式を挙げた友人の為に歌を捧げていたのを思い出した
《あっ、シンガーの子だ》
 Iは恵比寿在住なので店はおまかせ。これまた共通の友人であるAちゃんから紹介してもらったという創作料理屋へと3人で向かった。
 途中でaの地元友達が働いているという携帯ショップへ寄っていくが彼は休憩中ということで姿はなかった。

 お勧めの創作料理屋はそれ程大きくはない(どれくらいだろう・・・)ビルの3階にあった。割りと急な階段をみんなで登りIが扉を開けると木のぬくもりが感じられる暖かい店内は、入り口からビルの窓に向かって細長くカウンタが5席程入り口の扉から伸び、その奥の窓側に4人が座れるテーブル席が4席程あった。
ぼくらは奥のテーブル席に腰を降ろすと、エビスを2つとペリエを一杯注文した。時間は7時ごろ、お客は僕等以外にはカウンタに女性が2名いるだけであった。
 僕等が座った席の横では友人の家でも見かけたこともあるアラジンのアイボリー色をしたストーブが置いてあり、木のぬくもりと共にわれわれを暖めてくれた。
 野菜のグリル、パンとクリームチーズのメイプルシロップがけ、そしてイかの干物の炙り焼き(これだけはなぜか店の雰囲気からは浮いていたが(笑))を注文した。
僕等は再会に乾杯するとお通しでだされたキャベツのコールスローをつまんだ。

・・・・・・《何これ!!》

こんなキャベツは食ったことがない。Iナイスセレクト!!と心の中でハイタッチを交わす。
その後は赤ワインを飲みながら、さっき寄ってきた携帯ショップのオーナーも加わって、

  • 音楽について
  • 歌うとういうことについて
  • くだらないテレビ番組について

みんなでトークを交わす。酒は飲んでいるがみんなの話している内容はしっかりと理解ができている自分がいる。いつからだろう・・・こんな風に人の話しをきちんと聞くことができ、理解できるようになったのは・・・・・・友達の喋った言葉を一度頭にインプットし整理すると、今度は自分の考えをのせて話す。
 海外に頻繁に出かけている人はよく分かるとは思うが、欧米人は本当によく喋るし、自分の意見をきちっと主張する。
ユダヤ人の武器は発言する事である」
そんなフレーズがふっと頭に浮かんだ。こうやって意見の交換をすることによって本当のコミュニケーションって生まれていくんだろうな――帰りの家路はとても清々しい道のりだった。

みんなありがとう♪また飯、食うベー♪

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