クリエイターによる社会貢献〜サステナ　マエキタミヤコ氏による講演＠C&R社〜

TADAO-FACTORY2008-12-26

　先週末の12月20日の土曜日に、僕がライターとして登録をさせて頂いている大手クライアント企業C&R社（クリークアンドリバー社）主催のクリスマスパーティーに参加してきた。
　テーマはクリエイターによる社会貢献。
　会場に行ってみると、環境問題やエコロジー、そしてボランティアといったキーワードが溢れている会であったが、私がそのパーティーに訪れた元々の目的は「100万人のキャンドルナイト」の仕掛け人兼代表を務めているマエキタミヤコ氏の講演を聴きたかったから。　　
　というのも、年末にかけて僕がずっと行っていたモデル撮影の仕事で知り合った、保育士でありフォトグラファーの女性が、偶然にもマエキタさんの話題をブログでアップしていたからだ。
　ということで、そのフォトグラファーの友人を誘い、一緒にそのクリスマスパーティに遊びに行ってきたのだが･･･。
　いやぁ、本当に充実したパーティーだった。
　何が充実していたかというと、まずは講演。
　社会貢献とはいっても、みな日々の暮らしをしていかなければならないわけで、当然、銭を稼がなくてはならない。本業の傍らにボランティアとして社会貢献プログラムを行うのか？　それとも、その行為そのものをビジネスとして成り立たせるのか？？
　そういう観点からも、マエキタさんはサステナという会社を興し、きちんと取り組んでいる姿勢が僕にはとても勉強になった。　
　ただ、社会に役立つことをしたい！　そんな気持ちももちろん大切ではあるが、その先にあるビジネスだから続くといった、割と当たり前だがそうはうまくいかない仕組みづくりを、最近の自分の活動とだぶらせながら聴いていて、大変勉強になった4時間のパーティーだった。
　さてさて、講演をしたのは何もマエキタさんだけではなく、サービスグラントという団体のプロジェクトリーダーである嵯峨さんという方が、同団体の活動内容の紹介をしてくれだが、まあ、素晴らしい活動をしている団体という印象を僕は持った。
　サービスグラント（正式名称はサービスグラントTOKYO）の活動内容を簡単に説明すると、NPO団体が制作しているチラシやWebサイトの中で、あまりクリエイティブではないと思われるものを対象にしたサービスで、スキルを持った現役のクリエイターが、要はクリエイティブではないと思われるNPO団体の広告媒体を、要は“いけてる”デザインに変更し、より広く社会に認知してもらうという活動を、クリエイターにギャランティを支払うことなく、ボランティアとして展開している団体である。　　
　（うん、素晴らしい♪）
　この活動は、ボランティアということで実際にその作業を行うクリエイターの方達が本業の傍らに行うことから、週に5時間程度からでも参加可能だということで、私は微力ながら、さっそくクリエイターを登録をさせてもらった。　

　さらに興味をひいたのが、その場に集まっている人達の層。『クリエイターによる社会貢献』という明確なプログラムテーマのもとに集まった人達だけあって、どこか波長が似ている者同士が多かった。
　ということで、そこら中で積極的なコミュニケーションが行われていたし、僕自身も10数名の方達と内容のある会話をさせてもらい、その後名刺交換をさせてもらった。　
　
　今日が仕事収めだという人も多いだろうが、私の仕事も含めた活動は年末にかけて急激に動き出した。
　あれもやりたい、これもやりたい、それもやらなきゃ――まあそんな感じである（笑）。
　そんな仕事の近況や今年の成果、そして2009年の抱負や実際にやること、やりたいことについては、年内にしっかり文章として残し、この場で発表したいと思う。

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サービスグラント東京の公式Webサイトはこちら。
もちろんこのWebサイトからクリエイター登録も出来ますので、同団体の活動に共感するクリエイターの方は、スキル登録することをおすすめします。
http://svgt.jp/

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