「エッセイ」とは、「コラム」とは、「評論とは」。それぞれの違いと使い分け方法。

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さて、この4つの言葉の違いをはっきりと説明できるでしょうか？　「はい！」と即答できる人は、おそらくは業界の人でしょう（笑）。

ライターを生業としている僕ですら、最近はめっきりコラムを書く仕事が減ってしまったので（苦笑）、たまにその手のお仕事を頂くと。（はて、コラムってどんな文章だったけ？　エッセイとはどう違うの……）などと、まるで素人のようなことを考えてしまいますから。

正確には違うのかもしれませんが、僕の中での分け方はこうです。

まず、コラムと評論は同じものであり、あるテーマを論じる内容の文章です。

例えば「地デジ」に関するコラムを書くとします。まず、なぜアナログからデジタルに移行するのかという業界の背景を書き、それに対する筆者の意見や見識者の見解を述べ、地デジの良し悪しを論じて文章を〆る――。こんな具合です。

一方、エッセイというのはテーマがあるのは同じですが、特に是非を論じたりすることなく、自由度の高いな内容の文章です。随筆ともいいますが、コトバンクにも書いてあるように、この辺りの見解は人によって違うようです。

イメージ的には、エッセイは自由な文章であり、コラムは堅い――。そんなイメージでいいかと思います。淡々と情景を描く文章もエッセイのような気がします。でも、これって小説の書き方でもありますよね……。

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UT

フリーライター『日日maika’i』